野菜がたくさん食べる事が出来る(当店のお好み焼は成人が一日に必要な野菜の3分の1を摂取できます)
焼くことで水分が出て量が減り、蒸し焼き状態になることで野菜の旨味がupします。
材料の熱に弱いビタミン類などの栄養素も、生地に使われている小麦粉の主成分でんぷんが糊化することで、流れ出した栄養を逃さずしっかり取り入れることができます。
ソースにはクエン酸がたっぷり含まれていて疲労回復に一役買い、原材料になる野菜や果物の食物繊維も含まれています。
お好み焼を1年間通して、同じ状態の味を実現するのはとても難しいのです。
1. キャベツの質が変わる
1番重要、特に春キャベツは水分が多く含まれているので、柔らかくなりすぎる。
2. 玉子の状態が不安定
夏場は鳥がばてるので玉子に力がなくなる。
3. 生地を作る際の食材も質が変わる
キャベツは基本的に千切り。
但しキャベツの種類によっては切り方を変える。
品種を混合して当店のお好み焼に適した状態を保つ。
玉子はグラム単位で量る。業者には2Lタイプを特注しているが、
大きさにばらつきがあるため細かく量り分ける。
大盛り用、並用、モダン用、ランチ用など分類する。重さの違いは卵白の量の違いに等しい。
当店のお好み焼は卵白の量に左右される面がある。
よって、この作業により年間を通して安定したお好み焼が出来る。
生地作りはキャベツの状態はもちろん玉子の状態によって、水分の調整と素材の分量を変える。
特に卵白の質が当店のお好み焼の特徴にかかわり深いため生地の状態を変える。
つまり、年間通して同じ分量で作らない。